杉尾ひでやさんが伝えたい3つのポイント

長野県のみなさん、もう、ご覧になりましたか?
杉尾ひでやさんが伝えたい3つのポイント

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ご承知のように、昨年の12月31日をもって、TBSという会社を辞めまして、この1月から長野県ではじめています。以前はテレビでニュース、情報報道番組でコメンテーターの仕事をしておりました。

◎有権者の皆さんへ伝えたいこと

あの安全保障法制です。まず集団的自衛権の閣議決定、去年の9月19日、強行採決をした一連の安保法制を撤回して、もう一度議論を白紙に戻すということです。

そして2点目。この道しかないと言って始まったアベノミクスですが、この道が行き詰まっています。安倍総理は強い国を取り戻すと言いました。強い国を取り戻すのではなく、必要なのは、国民の生活を取り戻す、まっとうな政治を取り戻すということです。

3点目は、長野県から日本を変えるということです。若い世代にとって、最大の問題であります、超少子高齢化の進展ですが、実は長野県は健康長寿を達成した県でもあります。長野モデルは日本全体に通用すると思います。長野県から日本を変える。これが訴えたいことの3点目です。

◎今の政治をどうとらえ、どう変えていくのか。

この安倍政権は私が見るところ、衆目も一致するところだと思いますが、非常にあぶない政権です。その象徴が去年の安保法制の議論です。

一昨年暮れの衆議院選挙で、安倍総理はアベノミクスの真価をを問うと言いました。実際に大勝しました。ところが、そこで得られた数のチカラでもって実際にやったことはなんなのか。あの安全保障法制での強引な国会の議論。国民の多くが反対している。多くの憲法学者が違憲だと指摘している。そういった危惧の声、懸念の声を全く安倍総理は省みず、数のチカラでもって、最終的には強行採決という形で法案を成立させてしまった。

今、日本の立憲政治が危機に立たされています。そして、今日本の国会は政権の追認機関と化しています。議会制民主主義、危機に三権分立、三権分流が危機に陥っています。こういう政治の状況をなんとしても変えたいと思いますアベ政権を打倒すること。立憲政治を回復し、議会制民主主義を回復すること。これが日本の政治に求められている最大なものだ。
今回の参院選で最大のポイントは、一人区で野党候補が勝てるのか、ということです。その野党共闘が成立した長野県、これは全国のモデルになると思います。

安倍一強に立ち向かうためには、こうした幅広い市民の勢力が必要です。数のチカラでは、今どうしても太刀打ちすることができません。束になって野党がかかるしかないということですね。この長野県でなんとしても勝利する。参議院選挙で、全国的に自公プラス補完勢力を過半数割れに追い込む。安倍政権を打倒する。日本の新しい政治、日本の民主主義がもう一度始まるんだと思っています。長野県での野党共闘というのは非常に意味のあることだと思います。

そのためにも幅広い市民のチカラが必要です。

今度の参議院選挙は、独走する安倍自民対市民、長野県民との幅広い人たちとの良識との闘いであろうと思います。私はその闘いの先頭に立つ覚悟であります。なんとしても勝ち抜く覚悟でございます。どうかご協力ご支援どうぞよろしくお願いいたします。
(テキスト起こしおわり)
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この動画は、3月下旬に、VOTERインタビュー撮影でも協力してもらっている山田和花さんと杉尾さんとの間で交わされた約束として、若者、有権者に向けてのメッセージを収録して送ってくださったものです。(動画はこちらのページにございます)