7/11 一本の電話

杉尾さんとの2連ポスターに登場してくださったジャーナリストの鳥越俊太郎さんが、野党統一候補として都知事選に出馬をすることに。そのきっかけになったのは、当選が決まった次の日、7月11日の杉尾ひでやさんから鳥越さんに掛かってきた1本の電話だったそうです♬

杉尾ひでやさん当選を果たした政党と市民の協働スタイル〜「長野モデル」を都知事選でもやっていただけるといいですね!

鳥越俊太郎さん、信州からも全力で応援します!ぜひ、杉尾さんに続いてください。そして連帯していきましょう!

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鳥越氏のもとに11日、参院選長野選挙区で当選した元キャスターの杉尾秀哉氏から電話がかかってきた。鳥越氏は元コメンテーターの三反園訓氏が鹿児島県知事選で勝利したことにも触れ、「後輩だけに任せて、自分は何もしなくていいのか」とつぶやいた。「脈あり」と感じた杉尾氏は、民進幹部に連絡。知らせを聞いた長妻昭代表代行が鳥越氏と面会し、「立候補したい」との言質を得た。

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都知事選、構図ほぼ固まる 宇都宮氏、鳥越氏と協議へ
鳥越氏「時代の流れ、元に戻す力に」 都知事選立候補

「出馬は昨日の夕方決めた。戦後70年、平和な時代を過ごしてきたのに、流れが変わってきた。日本全体の問題だが、東京都の問題でもある」

鳥越氏は12日、都内で記者会見し、自民などの「改憲勢力」が憲法改正発議に必要な「3分の2」に達した危機感から立候補を決めたと明かした。「戦争を知る世代の端くれとして都民に訴え、参院選と違う結果が出ればうれしい」。大腸がんなどで手術したことにも触れ、「最後の手術から7年経った。人生の中で一番健康だ」と語った。

鳥越氏は、参院選で共闘した野党4党の幹事長らとも会談。4党側は「ぜひ応援したい」とし、統一候補になることが決まった。

野党の協議では当初から知名度の高い鳥越氏の名が挙がっていたが、本人は固辞。一方で、本命とみられた民進の蓮舫代表代行が立候補を見送ると、候補選びは膠着(こうちゃく)。しびれを切らす形で、過去2回の都知事選に立った宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長が11日に再挑戦を表明した。

民進都連では、長島昭久衆院議員や元神奈川県知事の松沢成文参院議員、俳優の石田純一氏らの名が浮かんでは消えた。民進、共産が「最後のカード」として元経済産業省官僚の古賀茂明氏の擁立協議を始めたのは10日。民進都連は翌11日に立候補を要請した。しかし流れを一変させる動きが同時進行していた。

民進関係者によると、鳥越氏のもとに11日、参院選長野選挙区で当選した元キャスターの杉尾秀哉氏から電話がかかってきた。鳥越氏は元コメンテーターの三反園訓氏が鹿児島県知事選で勝利したことにも触れ、「後輩だけに任せて、自分は何もしなくていいのか」とつぶやいた。「脈あり」と感じた杉尾氏は、民進幹部に連絡。知らせを聞いた長妻昭代表代行が鳥越氏と面会し、「立候補したい」との言質を得た。

最後に動いたのは、民進の岡田克也代表だった。11日夜に鳥越氏と会い、直接意思を確認した。岡田氏は古賀氏とも会談し、方針変更を説明。古賀氏は「野党票が割れることはしたくない」と応じたという。

残る焦点は、宇都宮氏の動向だ。民進の枝野幸男幹事長と共産の小池晃書記局長が11日夜に鳥越氏への一本化に協力を求めたのに対し、宇都宮氏は「支持者と相談する」と態度を保留。12日には、二転三転した野党各党の対応を「とにかく『勝てる候補』というのは今までの自公の選び方と同じ。まさに野合と言われる」と不満をぶちまけた。

一方、自民と公明はそれぞれ12日、元総務相の増田寛也氏の党本部推薦を決めた。公明の斉藤鉄夫選挙対策委員長は、岩手県知事も務めた増田氏について「山積する都政の課題に的確に対応できる行政手腕が期待される」と評価した。

ただ、自民の小池百合子元防衛相は党の支援がなくても立候補する考えを表明しており、「保守分裂」は確実な情勢だ。政権与党には「鳥越氏の知名度は抜群」「こちらが分裂したから、いい勝負になるだろう」と懸念が広がる。

増田氏は12日、鳥越氏の立候補について、記者団に「とにかく政策論争をきちんとやりたい」と語った。(星野典久)

14日告示の東京都知事選で、民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党は12日、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏を「統一候補」に決めた。参院選で効果を上げた野党共闘の枠組みを保ったが、候補選定の方針を二転三転させた対応には不満の声も上がる。一方、与党系候補が競い合う「保守分裂」のなか、自公両党は知名度が高い鳥越氏の立候補に警戒感を示す。

12日までに記者会見を開いて立候補を表明したのは、ほかに、マック赤坂氏、中川暢三氏、桜井誠氏、河野憲二氏、今尾貞夫氏、山口敏夫氏、立花孝志氏、山口節生氏、高橋尚吾氏、山中雅明氏、上杉隆氏の11人。

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